WOWOWにて。
人間の良い面も悪い面もバンバン出てくる。勝手な大人と振り回される子供。子供を理解できない大人。大人を信用できない子供。生々しいという表現が合っているかわからないけど、でもその反面美しいシーンが際立つというか。二人の距離感が縮まっていく過程の、凪沙と一果の表情や仕草の変化が凄い。母親になっていく凪沙と人を信用し始めた一果。陳腐な言い方だけど凄い。公園でバレエの練習するシーンは涙が止まらなかった。
トランスジェンダーとかLGBTの方への理解が広まってきたとはいえ、面接のオッサンみたいな思考の人の方が多いのが現実だと思う。きついシーンもあるけどこの映画を見て何か感じて欲しい。
