このレビューはネタバレを含みます
凪沙の苦悩、孤独がどれほどか
一果は綺麗なものが好きな凪沙の唯一の希望の光だったんだな…
酔客の無礼にキレて大騒ぎになった時、一果の踊りに引き込まれる凪沙の表情が印象的
この時から凪沙は一果のお母さんになっていったのかな
先生にお母さんと言われてどこか嬉しそうな凪沙
ハニージンジャーソテーを一果の方にたくさん盛り付けて、野菜も食べなさいよ、なんて世話を焼く凪沙
夜の公園で一果にバレエを教わる凪沙
娘に夢を託す母そのものでした
バレエのシーンと凪沙の身に起きた事の生々しい描写の対比で感情が追いつかず
言葉にすると軽くなるけど
切なく悲しくなる映画だった
