新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙(草彅剛)。そんなある日、凪沙は育児放棄にあっていた親戚の少女・一果(服部樹咲)を預かることになる。待ち合わせ場所に現れた一果に対して、好きで預かるわけじゃないと言い放つ凪沙。一方、一果も叔父だと思っていた凪沙の姿に戸惑いを隠せず。互いに理解し合えないまま奇妙な共同生活が始まる中、一果は街で偶然バレエのレッスンを目にして強く惹かれる。
つよぽんの見事な演じっぷりが良かった!!
トランスジェンダーとして日々を生きる彼の感じる色々な感情が伝わってきました。最初は違和感を感じていたけど徐々につよぽんが演じる凪沙にどんどんと惹かれていったし、一果との関係性も深まっていくのが親心が芽生え始めていく展開で、彼の人生を見事に映し出していて素晴らしいと思いました。
辛い現代社会を生きる今だからこそ心に刺さる作品と言いますか、どんなに辛い事があっても心の中に何か希望があれば自分を強く持てるし、諦めずに何かを信じたい気持ちってとても大事だと思う。今作ではそれをトランスジェンダーに置き換えており、そんな想いがこの作品から伝わってきました。
色々と気になった展開が野放しにされており少し消化不良...。結局あのバレエ教室で出会ったお金持ち家族の娘さんはあの後どうなったのか?と思ってしまいました。でもそこは変に詮索せずにご自身の想像に任せますスタイルの方がしっくり来ると言えばくるかな。でも割と重い...
一果の変わり様が良い意味で凄かった。凪沙と出逢ってから徐々に変わっていく彼女の感情。最初は一言も喋らない無口な少女だったのに、バレエを通して周りに心を開いていく流れがシンプルでありながらとても見入ってしまいました。とりあえずキレたら椅子を投げる癖はやめようかww。
多様性を重視している現代にとてもピッタリであり社会性もあるからとても意味がある作品だと感じました。