草彅剛のビジュアルがインパクトありすぎて、ちょっと色物扱いで鑑賞したが、舐めてた。
思っていたのと全然違う重い辛い内容だった。
皆がもがき苦しむ中でもバレエを掴んでなんとか一人で歩んでいく少女がこの物語の唯一の救い。歳の近い草彅くんの方に感情移入してしまい終始辛かった。海に歩いてくとことか、終盤のメインテーマ(曲は大変素晴らしいです。)の多用とか、ちょっと今時それやる？ってとことか、後半は尺のせいか端折りすぎなとことか、気になるところは散見しましたがマジで観てよかった。
LGBTものでもあるけど、テーマは普遍的な拠り所のない追い詰められた人々の話でもあり、そこが多くの人に訴えかけるものがあるのではないかと思う。
鑑賞した劇場がTOHO新宿ってのも相まってなんだかグッときました。
