親から育児放棄された少女とトランスジェンダーの擬似親子を描いた作品。
トランスジェンダーの凪沙は新宿のニューハーフクラブのステージでバレーを踊って貧しい生活を送っていた。
ある日、凪沙は、シングルマザーに育児放棄された親戚の女子中学生の一果を一時預かることになる。
一果はバレー教室に通い始め、バレーを通して親友もでき、コンクール出場を目指して新しい人生を歩み始めるが.......
身体と心の苦悩を抱えるトランスジェンダーと、親に捨てられた孤独な少女の心の交流が描かれています。
そして足を怪我したもう一羽の白鳥が負った心の傷。
三羽の白鳥たちが舞う世界はそれぞれ違います。
そんな日が当たらない世界に一筋の光が見える作品です。
少女は沢山の想いを胸に秘めて逞しく舞台で舞う！
草�剛と新人の服部樹咲の演技も素晴らしかったです。
服部樹咲の今後の活躍が楽しみです。
「踊りが上手ですね だが朝が来ると白鳥に戻ってしまう」
イオンシネマ１DAY パスポートで鑑賞した5作品中の２本目
平日の昼下がりのせいかご年配の女性の鑑賞者が多かったかな。
