このレビューはネタバレを含みます
元SMAPの3人はホンマにジャニーズっていう殻を剥いて素晴らしい役者や芸術家になっとる。
3人とも前ほどメディア露出は多くないけど、確実に今の方が輝いて生き生きしとるわ。
監督さんもやろうけど、草彅君もホンマによぉ勉強して作品に挑んどるわ。素晴らしい。
オカマなのに女性より女らしい‼︎と言われた時、
何気なく「お母さん」って呼ばれた時、
生まれ持った名前を書かされてしまう時、
「LGBTって流行ってますよね。」と言われた時
色々な場面で彼女の痛みが痛感できたわ。
渚さんにとって人生は悲劇だったんやろか。
映画としては悲劇として描いとるのかもそれへんけど、決して悲劇に生きとった訳ではないやろな。最後には母親になれたんやと思うし。
ただ最後...流石に今のご時世合併症で失明とかせぇやろ。と思ったけどエンターテインメントとして成立しとるしOK!
こういう問題に先進国の中ではピカイチ遅れてる島国日本で草彅剛という一流役者がこういう役をやってくれてはること。それを映画館で大々的に上映してくれはること。
それで少しでも世界に遅れを取り戻せる。一歩かもしれへんなぁ