このレビューはネタバレを含みます
冒頭の東映ロゴが昔のものを使っているところが肝で、「新幹線大爆破」や「県警対組織暴力」などの昔のハードな和製アクションをやると言う意思表明だと感じた
実際内容としては、けっして見やすいテンションのアクションというより、
見た後にスッキリしない様なお話
冒頭から登場する黒地に文字だけの演出は、警察へのFAXとして見せるなど別の方法をとった方が効果的だったかと
話の流れがそこで断ち切れる
渋谷の大爆発までは話の流れ的にもスピード感もある
そこからはジリジリと真相に迫る構図
これも昔の東映映画を思わせる
「天国と地獄」も意識したのかな