アナウンサー志望の女子大生、聖山環菜が父親を刺殺する事件が発生。
環菜のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀は、面会や手紙のやりとりを重ね、環菜の周囲の人々を取材する。
環菜に自身の過去を重ね合わせた由紀はやがて、心の奥底にしまっていた記憶と向き合うことになるのだった。
大好物な題材だった。
こういうの大好きすぎる。
でもけっこう事件の顛末があっさりだったというか、そっち！？ってなった。(後ほどネタバレにて)
いわゆる毒親ってきっとたくさんいるのかなって思うけど、
ネグレクトとか身体的虐待からより、過保護とかちゃんと養育はしている上での心理的虐待から逃げ出す方が大変なのかもって思う。
親自身も気付いてない、ちゃんと愛情もって育ててるんですよっていう、でも子供は傷ついてる悩んでるみたいな、親が悪気ないから子供も苦しむ自分が悪いのかな？おかしいのかな？って思うみたいな？
子供の育て方にこれ！って教科書があればいいけど、子供もひとりひとり違うし親だってひとりひとり違うからね。
ひとりの人間を育てることの難しさを考えたら改めて親って大変だなって思ったり、全然ストーリーから思考が外れてきちゃったから終了しまーす。
最近、芳根京子さん注目してます。
累を観てから演技すごいなぁ〜って興味津々。
今回もとても良かったね！
後は窪塚洋介ってば若いときめっちゃ尖ってる印象だったのに最近見た目のワイルドさは変わらないのにマイルドな役どころ多めで(私が観てる映画だと)、でも色々あってやんちゃしてたのが達観して落ち着いたみたいな感じでいいよなぁとか思ったり。
⚠️ネタバレ⚠️
さてさてストーリーの方なんだけど、
個人的にはもう一歩狂った芳根京子さんが見たかったかなと。
そこで救われた〜ってなるんじゃなくって、もっと深い闇が欲しかったかなと(ただの欲しがり)
何知ったかぶってんだよこちとらもっと傷ついてるんだよみたいなやつをちょっと期待してたからそっちね！ってなってしまいました。(うん、これたぶん私が歪んでるからかもしれない笑)
いや、この仕上がりでも満足なんだよ！満足の上でちょっと欲張ってみました笑
