由宇子の天秤のpopcornのレビュー・感想・評価

テーマは重い。メタ構造というのか、基本的にカメラがドキュメンタリーっぽく主演にずっとついて行く形なので、主人公と同じ目線で揺さぶられることになって、鑑賞側も心理的にしんどい。

他方で、大っぴらに主人公の内心にかかる描写がされる訳ではないので、主人公自身については、(特に終盤にかけて)心情が読めそうで読めないような絶妙なバランス。

個人的には、主人公メンタル強すぎ・・という感想。あんな状況なら、自分はまともに立っていられない。