正義とはなんであるのか。ドキュメンタリーは作家の作品であるべきなのだろうか。作品化することによって、そこに生まれる虚構性が、当事者を苦しめることになるのではないか。メディアは正しい事実を開示しようとするが、それによって新たな被害に遭う人が生まれる。真実を暴くことが必ずしも正義とは限らない。むしろ、それが正義であることの方が実は少ないのではないかと思う節も感じる。
主人公の彼女は公私共に中立的である。
私は誰の味方になることもできないけれど、光を当てることはできるという彼女のセリフはそれを象徴するものであろう。
自分自身にカメラを向けるラストは、真実と正義の狭間で揺れる彼女が、自分自身を曝け出しカメラに託した瞬間であるのだろう。
用は、ウソはついちゃダメ！って映画🫠
なんだけれど、観た時の衝撃がすごかった！
