マンネン

ぶあいそうな手紙のマンネンのレビュー・感想・評価

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)
4.2
男やもめの老人一人暮らしに、友人の死から起こる突然の変化。「毎日何かが私を殺そうとするがいつも失敗している」という日々を送っている主人公はほとんど目が見えない。
お手伝いとして雇ったハチャメチャな23歳の娘との交流の中で交わされるいくつかの手紙がどれも意味深くて、その人生を噛み締めるような内容に自分の人生を重ねて見てしまう。果たして自分も老い、孤独、終末を迎えた時にこのような心境になる日がやってくるのだろうか。。今からある程度の覚悟を決める為に見ておいて良かった。