ほっこり可愛いおじいちゃんのブラジル映画だった。
目がほとんど見えなくなったおじいちゃんが愛を知らず変な男と付き合い盗みをするビアと出会う。離れて暮らす女友達からのお手紙を読んで返信も書いてくれて、寂しさを埋めてくれるビアのおかげで活力を取り戻すエルネスト。
隣人のおじいちゃんの事件をきっかけに、最後のお手紙がエルネストにもビアにも大きな転機となり静かにエンドロール。
ブラジルだけどヨーロッパ映画のような色彩の薄い感じ。夜にほっこり見るのがいい。
歳を重ねれば友人が減っていき、家族がいなければとんでもない孤独を味わうんだろうな…。想像するだけで心身堪える。
