「恋するのは素晴らしい」と思わせたなら
立派な💓ラブレター💓である
妻に先立たれ
想い出の浸みこんだ家に独り暮らす
エルネストは堅物で融通のきかない老人
一人息子の誘いも断り
自分なりの生活を続けようとしていたが
視力が衰えて好きな読書どころか
日常生活にも支障が出るまでになった
出逢って間もないビアを
何故か世話係として雇うエルネストは
自由奔放なビアの
「寂しがり屋」な部分を支えようとする
またビアはエルネストの
頑なに閉ざされた心の扉をノックする
孫へのビデオは
途切れることのない家族との絆を確かめ
旧い女友達には
「恋するのは素晴らしい」と思わせる
手紙を送る
「あんたらのWi-Fiはわたしたちには繋がらない！」
銃弾と差別に訴えかける若者に
囲まれたエルネストが
心に煌めきを取り戻したかのように
自分の中の熱い想いを吐き出すのである
ビアが書斎の本を並べ替えているシーン
エルネストは「勝手なことを！」と叱るが
視力が衰えても解るように
色別に並べようとしていたのである
優しさが伝わってくるね
