AmiHaru

アントマン&ワスプ:クアントマニアのAmiHaruのレビュー・感想・評価

3.7
何気に今年最初の映画館で鑑賞。

本作からMCUのフェイズ5が幕を開けるということで、かねてよりMCUを追っていた自分も期待半分、不安半分の気持ちで観に行ってきました。

前2作までのコメディ路線から、本作からシリアス路線に変わるということで、正直どうなるのかと思っていましたが、意外と内容は良くも悪くもあっさりしていた印象でした。
結構コミカルな要素もあって、その辺はいつもの『アントマン』だなって思いました。

また、本作の舞台となる量子世界の世界観が、もうほぼ『スター・ウォーズ』でしたし、登場したクリーチャーたちのデザインも、どこかそれっぽさを感じさせました。

そして、本作におけるヴィランとして登場したカーンなんですが、ジョナサン・メジャースの圧倒的強者感を引き立たせる演技は良かったんですが、ただマルチバース・サーガのラスボスとしてはインパクトがイマイチな気がしました。
動機に関してもいまいちよくわからない感じでしたので、今後の作品でその辺もう少し深掘りされればいいなと思います。

正直個人的には作品の出来自体はそこまで悪くはなかったんですが、やはり色々と腑に落ちない部分はありましたし、なにより『アントマン』シリーズには欠かせられないはずのあの3バカトリオが観られなかったのはすごく残念です….。
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