征服者カーンが初登場する作品の為、期待していたが正直この程度のクオリティならスターウォーズでも観といた方がずっとましなのではという感じだった。
アントマンシリーズに通底するコメディタッチは今作も健在だったし、娘のキャシーを救う為にあらゆる可能性の仲違いしていたアントマン達が一致団結するシーンは印象的で面白かった。
最新のMCU情報として、カーン役のジョナサン・メジャーズの降板がバッドニュースとして入ってきた。ジョナサン・メジャーズは個性的な顔立ち（鼻がデカい）や演技力も十分だったので代役を立てるのは難しい気がする。が、思い返してみると実はサノスも最初のアベンジャーズのエンドクレジットシーンで出てきたサノスとエンドゲームのサノスは違う役者が演じていた。よってカーンも新たな個性的なルックスの黒人俳優を配役すればなんとかなる気もする。
もうひとつのニュースとしては『アベンジャーズ：ザ・カーン・ダイナスティ』というタイトルは取り下げられ、メインヴィランをドクター・ドゥームに変更するという話もあるようだ。
最近のMCUは中弛み感は否めないが、再度アベンジャーズ がアッセンブルする日を首を長くして待ちたい。
ジョナサン・メジャーズは34歳であれ程の落ち着きや貫禄、存在感を表現できるとなると役者としてのポテンシャルは末恐ろしいものがある。残念ながら降板となったが、彼が征服者カーンという大役を任せられたのも頷ける。
