名前しか知らない状態で、トムハンクスでるから観るか！の勢いで観ました。でも曲全部すきな感じだった！とにかく声が良い！！！でも初めの方わからんくてちょっと寝た。
きんぴかでぎんぎらぎんの派手なセレブの世界(わすれてたけどバズラーマンってギャッツビーの監督か！そりゃ豪華絢爛な世界はお得意ですわ)とトムパーカー大佐の金銭的搾取の対比と、その時々の壁にぶち当たりながらも流行りと時代・主張と反抗を音楽に昇華し時代を築き上げていく様子を(いい意味で)綺麗にまとめ上げてたと思う。それぞれの転換点で彼を育て上げた黒人文化に回帰するのをちゃんと組み込んでたのもとても良いと思った。
服とか髪型とかがしっかり時代の最先端のものになっていくから見た目でもわかりやすくていい〜！若い頃着てるシャツがかわいい。
いつも思うけど、伝記物って上映時間だけ見るとなっがいな！って思うけど、ひとりの人間の人生のどこに焦点をあてるかを見極めて、その軸がぶれないようにしながら何十年もの時間をぎゅっと凝縮させるのってすごい難しいとおもう……。
これ、トムハンクスって知ってなきゃこんにゃろ〜〜〜〜！！って嫌いになってた……。あんなに良い人の印象が強い役者なのに、いつも安心するあの笑顔でこんなにも嫌な人にもなれるのか……。
まあなによりもオースティンバトラーがえっっっっっっちすぎて、発狂して喚き散らすおんなさんたちの気持ちが、ちょっとわかる………になってしまうなど………。あの初めて舞台立った頃から軍に入る前ぐらいまで、ほんまにやっっっばい。伏せがちな目がほんまにたまらんのよ………。年重ねていくと、わ〜こういう元アイドルのおじさん居る……！ってびっくりしちゃうし、初めから最後までちゃんとオースティンバトラーの映画だった！！ワンアポまたみよ〜〜〜っと。
