Marsha

エルヴィスのMarshaのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
3.7
オースティン・バトラー10年前ぐらいから推してるんだけど
大出世過ぎて感動だし、かっこよすぎた!!!!!!!!!!!

そしてフラダンスを20年以上やっているので、エルヴィスってハワイに所縁があるし、フラを踊る曲にもあるのでまあまあ知っている方だとは思ってた。でも、え!?この曲も!?あの曲も!?ってなるぐらい色んな映画やなにかしらのBGMに使われてるんだね...
あれ、知らないことばっかり!!

ある意味、今作はエルヴィスについてだけでなくアメリカの歴史を知ることもできるのが良かったな。
エルヴィスがトム・ハンクス演じるパーカー大佐というマネージャーや、ファンに消費されていく様だったり、この時代背景が故の曲だったり、良くも悪くも(?)現代にはこういうアーティストっていないよなぁと思った。
なので、エルヴィスの伝記というよりかはその周りで何が起こったか
という映画でした。
でもなんとなくエルヴィスって人に対してすごく優しそうだなって感じた。
どう考えてもパーカー大佐怪しいのに、信頼しちゃうなんてさ...

またエルヴィスがくねくねしながら歌うのを禁じられたように、ワルツとかジャズダンスとかも卑猥なものだとされていた時代もあったらしいので、結局は目新しいものはすぐには受け入れられないんだね。(ドラマの『glee』で観た知識w)

あと『ストレンジャー・シングス』のビリー出てて、いつかぶちギレるんじゃないかと思ってヒヤヒヤした(そんなことはなかった)
トム・ハンクスは初の悪役らしいwたくさんの映画に出演していて初ってすごいよな。でも良い人のイメージしかなさすぎるよね。

監督であるバズ・ラーマンの芸術的センスは本当におしゃれだし好き。
でもやっぱり、映画を観るってなると情報量の多さになんか疲れちゃうんだよな...
エルヴィスのキラキラ感と映画の演出はめちゃくちゃ合ってたけど!

挿入歌に私の崇拝するDoja Cat大先生と、エンディングにはエミネムというとんでもねぇ大物起用してて腰抜けた。良かった。

とにかく、オースティンおめでとう、あんたはすごいよ!って言いたい(何様)
Marsha

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