名曲の "Can’t Help Falling in Love", "Love Me Tender" はさすがに知ってる。
当時白人としてブラックミュージックを歌う珍しい歌手、くらいの知識しかなかったので、初めて知ることがたくさんあった。なんて壮絶な生涯なんだろう。自分の人生が出がらしに感じちゃうわ。
エルヴィス少年が潜り込んだテントと、ピンクスーツの最初のステージの興奮度は胸熱だった。
劇中のアレサ・フランクリンやキング牧師を観てると、変化していくアメリカの激情にスター達の音楽が呼応していたんだと思った。人生のドラマはそれぞれだけど、互いちがいに彼らの相互作用が時代を進めてきた。感慨深い。
バズ・ラーマン監督感は薄めで見やすいです。
まもなくソフィア・コッポラ監督のプリシラが公開されますが、彼女視点のエルヴィスがどう描かれるのかちょっと興味わいた。
