ツキナシヤバ子

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!のツキナシヤバ子のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます


一曲目からすぐにわかる
なんだかロックで割とハイトーンなメロディーでそして疾走感と怒りに満ちた感じは
ああRentの感じだなと
アンドリューロイドウェバーの作る曲が例えばブロードウェイのクラッシックであるとすればジョナサンラーソンの作る曲は完全にポップスそしてロックであるがゆえに正統派ミュージカルが大好きな人々を混乱させることがある。Rentもそうであった
またしかしわかりやすさ故に万人に受け入れられるアンドリューと違い
ジョナサンはわかりずらい
非常にわかりずらい
でも世界を変えることができないましてや自分の小さな世界すら思い通りに出来ない若者の怒りや焦りを曲に乗せるという点において
全ての曲にジョナサンラーソンらしさをきっちりと兼ね備えてる点において
日曜日のダイナーのカオスまで曲にしちゃう点において天才!クソ笑ったわ
あと高校でウエストサイドの演劇やった時マイケルがドクの役で歌パートないってゆー歌詞も笑えた☺️❤️
スタンディングオーベーションのように降り注ぐ雨がラブリー

貧乏でも恋人と一緒にいられなくても
親友が死ぬかもしれなくても
求めていたのは子供の頃に感じた
幸せな瞬間
その瞬間を生き続ける為に歌を書き続ける姿が眩しい

舞台の上で照明が当たった
アンドリューガーフィールドの生き生きとした素晴らしい演技と歌に私のオスカーをあげたい🥺❤️
ツキナシヤバ子

ツキナシヤバ子