このレビューはネタバレを含みます
Amazonプライムではドキュメンタリーというジャンルになってないし、モキュメンタリーかな？
必要ながら無許可の救急対応で、本当に払えない人もいるだろうし、払わなくても通報が怖くて黙ってると見越して踏み倒す人もいる様子。
赤字が続いて生活が困窮し、患者の保険が適用になる安い公営病院に一度は搬送するものの混みすぎてて入るのに長時間待たされると嘘をつくなどして、高額な私営病院に搬送して、病院から高額なバックマージンを得る(500ペソ紙幣を大量に受け取っている)。騙し合いの常態化。
わかりにくいけど、こういうことかな？
最後の患者は、遠いのにわざわざ私営病院に搬送したせいで死んでしまったのかもしれない。そらに対して反省も謝罪も落ち込みも一切ない。それどころか、既に手遅れで治療できない病院からマージンが取れないので、遺族に請求する。
一緒に仕事をした救急士仲間達と分前を分ける時も、稼いだ金額を大幅に少なく言って、頭割りと言いながらごく少額しか渡さないように見えるが、その仲間がその私営病院を薦めているので(バックマージンを知っててグルだったようにも見えるので)違うのかもしれない。色々わかりにくい。
警察には無認可の見逃しに賄賂を渡すが、見返りに仕事を紹介(救急の情報を横流し) して貰う取引でもある。
どいつもこいつも自分の利益しか考えていない社会のカオス。
