人口900万以上でありながら救急車は45台しかないという
日本からすれば考えられないような大都市メキシコシティ
そんな中で失われそうな命を運ぶのは個人経営の救急車たち
しかし
運ぶ方も困窮し
なんとか稼ごうとすれば
運ばれる側も懐に余裕などなく
なんとか支払いから逃げようとする
そんなやり取りが収められたドキュメンタリー
もう
こうなってしまえば
どちらが正しいとかではなく
どちらも国が助けるべきと思うが
世の中というのは単純には動いてはくれないのが現実
今日も彼等は必死に夜の街を走っているのだろう
メインの男の子の
弟に「こうならない為に勉強しろ」と言う大人な部分
彼女?と楽しそうに電話する若者の姿
そんなリアリティがあるからこそ
見る私達の心に突き刺さります