このレビューはネタバレを含みます
マドンソクのために観に行った。その目的は達成できた。
みんなマドンソクが画面に出てくるたびに笑ってて、愛されてるなーって思った。客層は老若男女。
画面の色彩が可愛くて良かった。
前半部分は良かったんだけど、後半のプロットが弱い。お母さんは何故闇金に手を出したのか?あの店舗の撤去とその関係は?詐欺に遭ったのか?あの辺の下りがちょっと唐突だし消化不良。なのでそんなスッキリ感もなく終わった。まあいいんだ、私はマブリーが観られればそれで。
唐突にねじ込まれるマブリーの過去映像。「これで満足でしょ?!」って感じの。うん、みんな、スーツのマブリーが観たかったよね。私も。
まあでもマブリーがスーパーヒーローで彼が来れば全て解決、という訳じゃないのはよかったな。お前のケツはお前が拭け、という落とし所は現実的で良かったと思う。
原作の漫画を韓国語でチラ見した感じ、原作の方が主人公2人がもっとゲス野郎な感じがした。こんなハートフルな話じゃなさそうだった。
チョンヘインは今すごく人気があるのに、よくこんなモラトリアム物というか、あんまりいいところのない役を引き受けたなあと思った。