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アンツ・パニック!のjunのネタバレレビュー・内容・結末

アンツ・パニック!(2009年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場用映画ではなくビデオ作品らしい。タイトルとジャケット写真からよくあるB級動物パニック映画を想像していたが想像のはるか上を行くひどい作品だった。人を襲うヒアリは脇役のような存在で田舎に引っ越してきた夫婦とその夫に惚れてしまうアリ研究者の女性の恋愛ドラマ、そしてヒアリを操る博士のからんだ退屈なサスペンスを延々見せられる。海外ではホラーコメディに分類されているようだが笑えるシーンはほぼない。監督のキャロリン・バンクスは本業は物書きのようで映像作品の監督作も数本あるが演出に関しては素人とあまり変わらないレベルのようで全体を覆う自主製作感もうなずける。ただ物書きにしては脚本もひどい出来なので救いようがない。ちなみに1941年生まれなので68歳でこの手の作品を撮ったのはちょっとびっくり。
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