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仔鹿物語のkuuのレビュー・感想・評価

仔鹿物語(1946年製作の映画)
4.5
ツリーハウス+変顔+足跡+尻尾+船◎



原作は1938年(昭和13年)にアメリカで出版されたマージョリー・キナン・ローリングスの児童文学小説です
翌年(1939年)ローリングスはピューリッツァー賞を受賞しています

フロリダの人里離れた厳しい自然の中で暮らす親子のお話です
生きて行くとはどういうことなのか…命の尊さとそれを守るためには辛い判断も必要な場合がある…
時代背景とこの家族の置かれた状況の過酷さなど子供達にも知っておいて欲しいと思います

この映画は私の両親が初めて見た「総天然色」(テクニカラー)だそうで懐かしそうに話をしてくれたものです
私が子供の時は可哀相に思えて好きになれなかった作品ですが、今になって深い意味がある作品だと思えるようになりました
やはり今でも胸が締め付けられますが再鑑賞して良かったです
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