えんびふらい

バビロンのえんびふらいのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.7
冗談でも人に勧めることは出来ないものでありながら、3時間という長尺は割とあっという間。かと言ってこの映画のことが好きかと問われれば、回答に困ってしまう。

「ラ・ラ・ランド」や「セッション」と比べて、悲哀や哀愁が最も強調されていた気がする。無声映画からトーキーに変化していく中で起こる葛藤や、演者の栄枯盛衰は見応えがあった。ただ3人のエピソードが細々入ってくるため、感動とかは一切無かった。

ラストも一瞬ボルテージが上がる反面、魂胆が見え見えでなんとも言えない複雑な気持ちになる。
えんびふらい

えんびふらい