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バビロンのMacのネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「長く続く何か大きなものの一部になりたい」という主人公の台詞に痺れた。自分も同じ想いを持っているから。

そこを含め映画史を振り返る怒涛のラストには込み上げるものがあった。彼がその一部に確かになっていて、最近のジュラシックパークをアバターに繋がっていることを強く感じられた。

全体を通して監督の映画愛がひしひしと伝わってくる作品でした。

ただ、冗長な印象は拭えない。タイトルまで30分ほどあったが、そこまでは何の映画か全く掴めず若干だれた。

象のうんち、ゲロ、ストレートなセックス描写は強烈な印象が残った。ララランドとはえらい違い

無声映画の制作現場、トーキー移行期に生じた変化など、(ハリウッド)映画史を知るキッカケとしてすごくいい映画でした。どうやらかなり関連のある「雨に唄えば」は近いうちに絶対観ないと

そういえば、トーキー初撮影のシーケンスは面白かった。
カチンコの舌ったらずの男の子が印象的
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