サイレント映画の時代のハリウッド界隈をアップテンポな編集で描いて自分は好きですね。
この時代については故・淀川長治さんの語りや著作で知識としては知ってるつもりだったが、こんなハチャメチャなパーティーを毎晩やってたんですね。それで翌朝撮影って疲れないのかな？
サイレント映画からトーキー映画への移行の過程でセリフが上手く喋れなくて消えていったスターもいた事は聞いたことはあったが、ブラッド・ピット演じるコンラッドにもモデルがいて、実際に彼のセリフに映画館で笑いが起こった事も事実みたいですね。残酷だ。
お芝居においてもサイレント映画の時代はオーバーアクトが推奨される演出ではあったが、トーキーの時代になってそれも変わっていったみたいですね。【サンセット大通り】についての淀川長治さんの解説で知りました。
自分としては心打たれたのはラストシーン。
とある名作映画が映し出されるのですが、またその映画のストーリーを知っていると余計に感じ入る仕掛けになっている。
