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バビロンのぺーのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.0
映画 バビロン(2023)アメリカ/189分/R15+
監督.脚本 デイミアン・チャゼル
主演 ディエゴ・カルバ
   マーゴット・ロビー
   ブラッド・ピット
   トビー・マグワイア

公開当時観に行けなかった事を悔やんでいる。
「セッション」の監督なだけあってか勢いと濃さは高め。面白かった。
象のうんこ、女性のおしっこ、乱交、殺人、セックス、タバコ、ドラッグ、酒、もう完全に大人の作品。
前半1時間のスターになるまでの過程のハイテンポさが堪らない。
サイレント映画からトーキー映画へと変わる激動と黄金の1920年代。
サイレントはスタッフとセットと衣装と役者さえあれば簡単に撮影できていた、トーキーになると録音や照明などの苦労なども増えてきた。その描写が良かったな。
ガラガラヘビんとこバカおもろい。
金持ちや権力者には嫌気を指し、役者としても映画としても人気も薄まっていき、ギャンブルにはまり栄光として活躍していた登場人物が死ぬのは辛かった。
ラストの時代の進化に連れて映画のワンシーンが流れるのは興奮した。
やはり映画は我々を救ってくれる。
カメラの向きが間違ってるってトランペット吹いてる黒人のパーマーが仰ってたけどその次のカットでカメラワークが今後活躍するパーマー達にカメラが向けられてマニーが確信するのよく出来てるなと思った。
ロサンゼルスのケツの穴のシーン、やっば。
思えばニエプス兄弟がカメラ・オブスキュラで写真を初めて発明し、写真を連続させ動かすことをエジソンのキネトスコープやリュミエール兄弟のシネマトグラフなどの活躍によってここまで進化してきた。
ピーターパーカーサイコパスになっててワロタ。

Wikipediaより当時話題になった映倫関係↓↓↓
日本では、過激な性愛描写の数々によりR15+に指定されている。しかし、当初ドルビーシネマに配給された素材は必要な修正がなされていないR18+相当の内容であり、事態が発覚した2月14日から16日まではR18+として上映された。17日以降は新たに配給されたR15+の修正版本編に差し替えられた[1]。また、日本国内盤のBlu-rayおよびDVDソフトには、無修正版ではなく修正版の本編が収録されている。
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