このレビューはネタバレを含みます
すっご
途中まで退屈に思ってたけど見終わったときには心掴まれてた……チャゼルの映画でこんな気持ち初めて
古い映画、背景を感じながら見たくなった それも醍醐味だよね、新しい気付きだ
マーゴットロビーが魅力的すぎる！スター性と演技力でどこまで上り詰めるのかと思ったけど、新しい時代の波に乗れなくて落ちぶれる(?)というか時代の変化とともに消えてしまう人たちの話だった
ずっとスターを目指してたネリーが、結婚して子供を作って幸せに暮らすんだってありきたりな幸せを提示されてから姿を消すのほんとうに切ない、確かに彼女の希望はそこにあったと思ったけど同時に絶望も感じていたかもしれない
圧倒的な黄金時代を長々と見せられたあとの結末だから、感情がぐちゃぐちゃ バットエンドなのかハッピーエンドなのか、綺麗な結末で終わらせない監督の信念がすきだ
ていうかラストの既存の映画のモンタージュ、なんかすごいよ
絶対にもう一回見たい 噛めば噛むほど味わえる映画だと思う
「長く続くものの一部でありたい」的なセリフも最後に回収されて満足
走馬灯というか人生のエンドロールみたいだった、ほんとうに最高だ最高だ最高だった！
