このレビューはネタバレを含みます
2020年2本目の映画。
台湾の都市伝説をモチーフに親子の絆と恐怖を描くシリーズ第3作目。前の2作が台湾で好評というニュースを目にしていたので鑑賞しました。
おそらく音響がズルくて、ストーリー自体はそこまで怖くはないのかなと思います。音響でかなり恐怖が増幅された感じがします。
霊媒師は配偶者を亡くした喪失感を、シングルマザーは離婚のショックから精神的な不安定さを抱えています。恐怖あるいはある種の畏怖の念というものは、そうした人の弱さとか不完全さに巣食うものなんだろうなと思いました。そして、それらに打ち克つものとして親子の絆があったんだなと思いました。
個人的には、エンドロールでシリーズ1と2のハイライト(?)が流れ、ティファニー・シューとレイニー・ヤンが出てきたのが少しテンション上がりました。シリーズ2作も上映してくれないかなと思っています。
そして最後に、劇中に登場するジャハオの母親がビビアン・スーってシンプルに羨ましいです笑