主人公が生意気でひねくれていて人間的な魅力に乏しくキャラもブレブレなので、もうそこで私は一歩引いた気持ちになってしまいました。女優さんは時折見せるアヒル口がキュートなな方です。
序盤はおどろおどろしい感じで良い感じですが、物語が進むにつれ面白くも怖くもなくなった印象。悪魔崇拝や憑依物ぽくなり普通のオカルトになってしまった感じでした。
それでもクラシック音楽やバイオリニストの設定が平凡なホラーに深みを与えている印象でした。
ルトガー・ハウアーさんの遺作の1つとして話題になりましたが、ほんのちょっぴりの出演ですので期待しない方が無難です。存在感は流石といった感じですが。
結末もまあそうでしょうねという感じで特に驚きもなく平凡に終わった感じで残念…怖さもほとんど感じません。ダークなゴシックホラーの雰囲気はなかなか。ただグロさはイマイチ。クラシック音楽が好きな人やオカルトホラーが好きな人は面白いのかも知れません。
まとめの一言
「悪魔の旋律」