『ヒノマルソウル』飯塚健監督作品。
30歳の時に妻を亡くし、幼い娘とのそこからの10年の物語。
私も幼少期に母親を亡くし父子家庭で育ったものですから、色々重なって見てしまいましたね。
本来山田孝之演じる父親目線で見るところなんだろうけど、娘目線で見てしまった（笑）
学校で母親がいない事をイジられたくなかった〜とか思い出した。
ストーリー的にはいきなり奥様（母親）が亡くなったという大きな爆弾がオープニングにあるものの、そこからはあくまでも日常を描くのみ。
そこに父子家庭という大変さが描かれるだけなんですよね。
『とんび』もそうでしたが、いかにも重松清原作だなと思う。
ウルウルポイントは全編に渡って散りばめられてますが、一番大きなポイントは終盤の義父役の國村隼。
病院でのシーンは泣けました。
「家庭」って本当に成長し変わっていくものですね。
