アンテベラムのQRPのレビュー・感想・評価

南北戦争以前の世界と現代が並行して描かれてどう繋がるのかってミステリーがキモになっていて、徐々に繋がりを見せ始める不穏な雰囲気、差出人不明の花束と不気味な少女なんかは良かったけど、『ゲット・アウト』の制作陣という謳い文句通りの、らしいなぁってオチで若干の肩透かしあり。俺たちだけじゃねーからな！というありがちで小物感あるセリフを吐き捨てられるが、そこ含めて現代の寓話という趣が強かった。

2021年142本目