このレビューはネタバレを含みます
ジョーダン・ピール監督かと思った！
こんな叙述トリック騙されるわ
闇の歴史を上手くなかったことにして、白人に都合のいい歴史に塗り替える社会への強く気高い反発、素晴らしかった
この時代にこの内容を作ることはそれだけでとてつもなく意義がある
最初の無力にも即座に殺された女性と、戦い抜け出した主人公
馬に乗る南軍の白人男性と、馬に乗る差別と戦う黒人女性
などなど映像の対比が美しい
Eを逆にしたのは、アウシュビッツ強制収容所の反逆と同じかな？
南北戦争再現エリアで誰にも気づかれなかったこと、勇気ある男性があと一歩で倒れてしまったこと、焼き印は消えないこと、心の傷はもっと深く根深く残り続けることやるせないな
