雨宮はな

アンテベラムの雨宮はなのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
1.0
めちゃくちゃ期待外れ。
もっとオカルトなスリラーを期待していたけど、“ブラック”と“ウーマン”を主張するためにそれっぽい作品を作っただけに思える。

「知性や教養のある“黒人”で“女性”がピンチを切り抜けて道を開いた」……ってことにしたいんだろうけど、結局泥臭い暴力で切り抜けるし自分の置かれた状況を推理するでもないから知性もさほど感じない。
結局、「私たち可哀そう!」「私たち大変だったの!」「だから私たちに何されても文句言うなよォオオオオ!」ってメッセージを伝えたいようにしか見えなかった。

主人公とその友人がイケイケドンドンな感じでふるまっているのはイキってるなーとしか思えなかったし、全然クールじゃない。
むしろ、不快感を煽る、近づきたくないタイプの人間のカタログという感じだった。
雨宮はな

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