2020.06.24
ボリショイは一昨年？の来日時に白鳥の湖を観て踊りの美しさに大感激した記憶があって、TOHOシネマズのHPでたまに上映してるのを見つけていたので気になっていたのだけど
本当に情報が入ってこないしからすぐ見逃すし、ようやく毎月第3水曜日ってわかったけど水曜日19時オンリーって、、、きつい、、、、
客層もシニアの方ばかりで、普通のバレエ公演で見かけるような若い（明らかにバレエをやっていそうな）女性もおらず、コア層の中でも一部しか見に来ていないような印象。

内容もバレエバレエしていて（当然だけど）、バレエもやっぱり敷居が高い（というかライトに楽しみづらい？）ところがあるなあなんて思って、
最近のキムジヨンの日本版ポスターの炎上などもあって、「コア層とライト層の融合のために作品はどうあるべきか？」みたいなことをぐるぐると考えながら観ていたらあっという間に終わった・・・
ジゼルって2時間しかなかったっけ・・・短い・・・まあ2幕ものだしそんなものか・・・

細かい振り付けや踊りの精度など、詳しい人が見たら色々気づくのでしょうけど、私程度の素人目で見ると（もちろん主演の方々のダンスは本当にきれいだったことは前提として、）期待値通りというか、特に大きな驚きはなく。
一昨年の衝撃と比較してしまうと、、、って感じだったのですが、生で見たら衝撃受けてたのかなあ…？
そう考えるとバレエよりは舞台（NTL）の方が映画館との親和性はあるんだろうか・・・

ボリショイ・バレエ in シネマという企画自体は、海外では今年10周年を迎え、これまでに世界中で38公演／70カ国／1,700館での上映、延べ35万人の動員を達成しているとのこと。
日本で上映が始まったのは2013年！ぽい！です！長寿！
1年に7作品程度、1作品1夜のみの放映なのでずいぶんコンパクトな企画ですが、固定のファンがついているのだろうと推察します。

2020-83
Pro-Balletでニコライ・ツィスカリーゼの解説を見た。昔の人は舞台の配置、登場人物の意味、など見ただけで理解しただろう。伝統芸能とは、と考えさせられる。