｢次の対戦相手、信長ってマジ？｣というふざけたコピーに呆れ、蒼の性格を変更させたことに憤慨（蒼は精神的に弱い部分があるだけで、斜に構えて本気とか分からんなんてこと言わない）した。にもかかわらず！素晴らしい作品を完成させてきた！
注目したいのは科学部の存在。原作には無いドローンの活用は、現代と乱世の技術的ギャップを産み、蒼たちを大いに助けた。
連載漫画を2時間の映画に纏めるにあたって原作を基にしたオリジナルストーリーとなっているが、非常に良い改編と言える。蜂須賀の替わりに登場したキャラには驚かされた。蒼と元康との関係も原作を踏襲しており、脚本は濃密なものとなっていた。
ただ、個人的に好きな卓球部の戸田がいない点は残念だったが…（まぁ戸田はパワーバランス崩しかねないからしょうがないのかも）
原作既読勢故に全く期待してない作品だったが、まさかのダークホースっぷりに感嘆。非常に素晴らしかった。
