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星の子のkomototashioのレビュー・感想・評価

星の子(2020年製作の映画)
3.0
いろんな意味で少女が成長する物語。
原作は小説のようですが、なかなかデリケートなテーマだなと思う。

映像の雰囲気もそうだし、出演者たちもオーラを消してとても普通ぽく演じているので、いっそう生生しく、そのへんで起こっていることをのぞき見してるみたいだった。

たしかに南先生は顔だけの最低なヤツだと思うけれど、私もあのシーンを見かけたら「気味が悪い」って思うはず。だからあの先生を批判はできないな。
とはいえ、教室でみんなの前でちひろを感情的に責めるところは本当に許せない。教師の資格はないと思う。岡田将生うますぎる!

うちは無宗教だったけれど、自分がもしあの環境に生まれていたらどうなっていたのだろう?
何を選ぶかは、その立場にならないとわからないなぁ。

あの大人びたお友達が救いだった。彼氏も和ましてくれる。
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