このレビューはネタバレを含みます
【信じていたものに裏切られる恐怖】
-注目ポイント👀-
①ユウゾウのいたずら
②ガンダする芦田愛菜
③星を観るシーン
①宗教を信じていないユウゾウが現実を見てほしいと思い仕掛けるいたずら。そこでの家族の反応に、洗脳の怖さを垣間見た。
②好きな人に家族を見られ、不審者扱いされてしまう。今まで信じ続け、一緒に暮らしてきた家族の存在を否定される絶望感に満ちた表情がなんとも切ない。
③この映画の唯一光が見えたシーンともいえる。結末は描かれないので、この後家族がどうなったかは想像でしかないが、強いるものではないので家族にとって良いものであればそれでいいと思う。
-感想✍️-
例え心から信じていなくても、家族という自分に一番近い立場の人が信じている環境で自分を変えるのは相当難しい。宗教が何となく怖いイメージを感じさせるが、よっぽど担任の先生の方が悪だと思う。
-気になった点🤔-
お母さんと合宿ではぐれていて全然会えないというシーンがあったけど、あれは母の存在を植え付けるための行為だったのかな?