2世ならではの、葛藤
親が変な宗教にハマっていると子は
このお姉ちゃんみたいに、親から距離を置きたくなるものだと勝手に思ってる部分があった。
でもちぃちゃんを見ていると、
そこには確かに親子の愛があって。
宗教を抜きにすれば親を想い子を想う仲良しの親子であって。
「普通の人」から見れば「変な宗教」なのだと気づいた時に、
自分がきっかけで入信した宗教を否定すること、これまでちぃちゃんにとっては当たり前の価値観を疑うこと、親を信じられなくなること、、
両親やそれまでのちぃちゃんにとって「当たり前」の価値観が世界が社会が、合宿先には確かにあって。
何を信じて、何を疑えばいいのか
中学生や高校生に突きつけるには大きな問題で
それが宗教2世の葛藤なのか…とほんの少しだけ知ることができた
小説を読んでまた見直したいな