はるか

星の子のはるかのレビュー・感想・評価

星の子(2020年製作の映画)
3.9
宗教観って、難しい。。

宗教に対する関心が低い日本だからこそ
そこに依存している人が、異常者に見えてしまう気がする。

1つのことだけに依存することは“執着”、
複数の何かに依存することが“自立”。
って言葉を聞いたことがある。

人にとって、依存する何かがある人は
強いと思う。

ただ、毎日の安寧を支える程度なら良いと思うんだけど、生活が傾くまで依存してしまうことは“執着”だと感じる。

宗教だけじゃなくて、お酒とかのものや
家族、慕情とか色々あるよね、依存って。
同じなのにね。

ラストは、ちーちゃんの未来は、観る側に委ねられている感じがしたし、親子のあたたかさも強く感じられる美しい終わり方だったと思う。
はるか

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