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星の子のktのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeでCMを見かけたので視聴。
思っているよりも起承転結的なドラマティックなストーリーではなく、盛り上がりにかけるなぁというのが最初に思った感想。まあ、その分ちひろの小さな感情の揺れにフォーカスされて描かれている作品だった。
集会にいってお母さんと出会えなかった後、もうひと盛り上がりを期待してしまったが、ちひろの宗教への漠然とした不安感を描きたかったためかと見終わってから気が付いた。
南先生くそ過ぎる。叔父さん一家優しい。ちひろ、純粋だなあ。
いきなり、アニメーションの演出は無くても良かったかも、、、
ここからは、私がこの映画を見て感じた自分の映画観に対する考察。今回の映画が期待値よりも低いと感じてしまったのは、CMがドラマティックな展開を予期させるような作りになっていたから。多分、この映画に限らず、映画で期待値より低いと感じるのは、CMでドラマティックな展開を予期させているにも関わらず、ドラマ性がなかったときかも。
ということは、私はハッキリとしたドラマ性がある映画が好きなのかもなぁと考えされた。こういう心情描写系の作品は本で読む方がすきかも知れない。
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