このレビューはネタバレを含みます
原作は読んだことあったけど短編だからってのもあって好きなんだけどイマイチハマりきれなかった感があった。
映画のボリュームで見ると原作には記されなかった話もたくさんあってサイドが膨らんだ分感動は大きくなったし綺麗な話の内容と絵が合ってた。
ジョゼがどんどん成長していく姿にはぐっとくるところがあった。
特に自作の絵本を読み聞かせるところはそこまで多くの人に囲まれても絵本を読み進めるところにも成長を感じたし、何より恒夫を勇気づける姿に感動した。
ジョゼはきっと自分の体が不自由ななか、恒夫に助けてもらった日々のことを思い出すと足があるという"翼"よりも、自分にたくさんのことを体験させ、教えてくれたたくさんの優しさ、心の"翼"の方が恒夫の持ってる強い翼だと感じてたんだろうなと思った。
これに気づけるのは恒夫と1番近くで過ごし、事故後の恒夫と同じ状態にあるジョゼならではなんだろうなと思った。
最後はハッピーエンドな姿が見られて安心した。