ねこまつり

相撲取りブルーノのねこまつりのレビュー・感想・評価

相撲取りブルーノ(2000年製作の映画)
3.0
個人的にスポーツ映画はベタでいいと思っている。
基本ダメだが何か光るものを持っている主人公、変わり者の師匠、辛い特訓、初めは全然敵わないライバルなどの要素があればもう充分だ。そういう意味では、本作はピースはほぼ揃えている。揃えてはいるのだが、シーンの繋ぎ方がどうにもちぐはぐだったり、相撲のライバルが注意深く観てないと名前すら見落とすような扱いだったり、大会終わるとエピローグもなくエンドロールだったり、どうにもストーリーが雑で入り込めなかった。
ヒロインの息子ティムや相撲の師匠になってくれる寿司職人明石先生(ドイツ人)などのキャラクターはちょっと良かっただけに残念。せめてティムとの友情か明石先生との師弟関係のどちらかを軸にして丁寧に描いていれば、かなり良くなっていたと思う。
ねこまつり

ねこまつり