「名探偵コナン」の劇場版24作目。
新型コロナの影響で公開が1年延期されたのがようやく公開された。
今回はコナン史上初めてIMAXでの上映もあるので、公開初日にTOHOなんばでIMAX鑑賞。
レビューはかなり遅くなったけど。😅😅😅
東京オリンピック開催に合わせて世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス」と、世界初の「真空超伝導リニア」の開発という2つのキーワードを軸に、前代未聞の事件に挑むコナンの活躍を描く。
タイムリーな題材に劇場版ならではのスケールの大きさ、突っ込みどころ満載だけど、それが「劇場版コナン」なので、普通に面白かった。🤣
暴走するリニアがWSGの競技場に突っ込んで撃破する件は想像通り😅
ただ、コナンと並ぶメインキャラクターに赤井秀一だけでなく赤井ファミリーが加わったことで、人間関係が複雑になり過ぎた。
以前はTVアニメ、コミック本、劇場版、と全て観ていたけど、今は年に一度の劇場版しか観ていないので、赤井ファミリーの関わりが分からなかった。
でも「緋色の弾丸」の公開前に限定公開されたTVアニメ総集編「名探偵コナン 緋色の不在証明」を観たから何とかついて行けたんだな。
そう、「緋色の不在証明」を観ることで「緋色の弾丸」の理解度はかなりアップするわけだ。
「緋色の弾丸」公開前にスペシャル版で「緋色の不在証明」をTV放送していたら、酷評されることは少なかったかも知れない。😓
でも、そこまでしないと理解出来ない作品というのは如何なものか。
今回観賞後の評価が大きく分かれたのは、劇場版コナンしか観ない観客には凄く不親切な作品だったからだと思う。
コミック本98巻、劇場版24作と20年以上愛され続けてきた人気TVアニメなので、人間関係も複雑になっているのは理解出来る。
だからこそコナン側の人間関係は出来るだけにシンプルにしないと、映画自体を楽しめなくなってくるのではないか。
年に一度の劇場版を楽しみに待つコナンファンなので、それを考慮して製作して欲しい。
