昔映像関係の仕事をしていた知人が「ドキュメンタリーこそ、作り込んでいる」と言っていたのを思い出しました。
これがテレビを作る現場か！という社会科見学気分で見始めた。だってテレビ好きなんだもん。あと裏方スタッフにたまにいる無骨イケメンも好きだもん。
でもこれはお仕事応援バラエティではない。視聴率も追うし、ミスには上司が怒り陰口もあるし、人手不足だし、放送事故も起こる。
テレビの情報番組越しに問題提起してて、なおかつ主要人物の心境も絡めていく構図が巧みだった。飼われた猫、殺処分される猫が示すものは何なのか。
テーマはこれで、問題と事実はこれで、さてあなたはどう思う？みたいな社会派ドキュメンタリーなんて、本当の意味ではあり得なくて
そこに編集や演出があって映像作品になっている以上、何かしらの主観や計らいが混ざっている。
そしてドキュメンタリーに限らず、結局は受け手の判断に委ねられている部分を上手いこと使った演出だなと！
私の中でフジタフグハルの読み間違いが、君あかんやろ大賞だったんだが、あれも仕組まれた罠なのか渡邊よ…
