日本アニメーション最高の"スタッフ"が挑む「映像化不可能な傑作!」
…この触れ込むに少しでも不安を覚えた方…その通りになるので、お気をつけて!笑
「ゲド戦記」「二ノ国」「星を追う子供」「バースデー・ワンダーランド」…
公開前から高い期待値を寄せられながら、
蓋を開けたら、既視感溢れる映像でゲンナリしてしまうファンタジー作!
(いつまで宮崎駿の背中を追って失敗するのか…)
正直、冒頭の世界観を文章で説明する下りから、一つも目新しさを見つけられず10年前の作品かと思う程「古典的」
耳馴染みの悪い「登場人物」「国名」「種族」が入り乱れ、ちっとも世界観に没入出来ない。
(この辺は原作ありきなんですが、もう少し説明をスマートに出来ないものか…)
キーとなる「ユナ」と「ヴァン」の関係性の下りも、もっと短くても良かったのでは?
謎の男と子供が理由も分からず、
共に時を過ごして心通わせていく過程をツラツラ見せられるだけの序盤は、かなりキツイ!
恐らく原作が壮大な大河ドラマ故に、色々省いてのこのバランスなんでしょうが、だったら二部作にするとか、それこそアニメシリーズ化した方が原作ファンは喜ぶのでは?
アニメーターが監督を務めると言う事で
斬新なデザインや画作りに期待したが、
20年前から擦られている様な「見た事ある」様なカットばかりで…ダサい
(特にOPのタイトルカットとEND曲の大サビの箇所)
毎年、斬新なアニメ映画の傑作が生まれる中、こう言った「NHKアニメスペシャル」的な作品もポロポロ生まれる昨今。
需要があるのかな?
(あったらごめんなさい)