鹿の王 ユナと約束の旅のにしやのネタバレレビュー・内容・結末

原作未読だけど上橋菜穂子〜！！って感じる作品だった。世界観やラストのちょいビターな感じとか…上橋菜穂子〜！ってかんじ。

映画自体はかなりダイジェスト風味でのめり込むポイントが弱く感じてウ〜ン…隣にいた原作既読っぽいおじさんが終盤泣いてたので、原作読んだほうがいいんだろうな〜って思いつつ色々脳内補完して見た。

病の謎解き要素とか、ヴァンと皇子の過去の繋がりとかはよかったので、劇場よりテレビシリーズでじっくりやったほうがよかったのでは…。

動物作画頑張ってるって噂だったので見たけど鹿の動きとかよかった。ちょっと動きがもったりして見えたけど、最近のアニメって全体的にそうだもんな…そういう流行りなんだろか。
作監が安藤さんだからか「もののけ姫」みを感じるシーンが随所にあった。ヴァンがアシタカすぎる…。ピュウイ？に走り乗るシーンとかもののけ姫で見たぞ！！ってなった。

ホッサル様がイケメンかつヒロイン枠かよ…って感じでよかったですね。上橋菜穂子作品のイケメンだ…って感じで。キャラ的にも一番好感持てるというか、感情を置きやすいキャラでよかった。彼がいないとちょっときつかったと思う。
無精髭生えてても美しいイケメンでよかった。

タイトル表記が全部「鹿の王」で、副題の「ユナと約束の旅」が一切出てこないので、興行的に考えて追加した副題だったんかなあと色々考えてしまった。「鹿の王」のみなのはこだわりを感じでよかった。

2022年初映画館。