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鹿の王 ユナと約束の旅のすのネタバレレビュー・内容・結末

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

原作と上橋菜穂子さんのファンなので発表当初から楽しみにしてたけど、気づいたらほとんどの劇場で公開終わってて、最終日に駆け込み。
感染症や侵略が題材だから、もっと話題になるかと思ってた……
かわいいポスターだから、子供向けっぽく見えるけど、何気にヘビーな内容だから(初っ端から人いっぱい死ぬし、血いっぱい出るし吐くし、腕吹っ飛ぶし…)びっくりした子もいたのでは。ギャップがもののけ姫超え。

原作を読んだときの自分の脳内の映像(?)では、全体的に薄暗いイメージだったけど、この作品ではすごく色彩豊かなアニメーションになっていた。自分の想像力を補ってもらった感覚。(あと、私の想像のヴァンはあんなにガタイ良くなかった。笑)
映像はダイレクトに感情に訴えてくるので、最後の方めちゃくちゃ泣いてしまった。
逆に、緻密な背景設定(上橋さんの作品の大きな魅力!)に関しては、本を読んだ方が分かりやすいと思う。

原作と併せて、もっと大人が観た方がいい作品だと思うな〜
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