このレビューはネタバレを含みます
これはショートフィルムの中では久々にはまった。なんかSFじゃない星新一っぽい
15分しかないし、レビュー読む前に実際に作品見た方がいいと思う
イデオロギー的対立の象徴であるベルリン壁の再建
当の老人をよそに膨れ上がる周囲の対立
彼はただ亡き奥さんとの思い出を、そこに再現したかっただけなのに
モノの見方は人それぞれ
西側諸国にとっては共産主義に対する防波堤に、東側諸国にとっては資本主義という堕落の道への関所に見えたベルリンの壁は、1人の老人にとってはただの愛情の顕現に過ぎなかった
人は自分の見たいものをそこに見出す